「気を付けて帰らなあかんで。」「分かってるよ。」それが最後にお袋と交わした言葉。
団地のベランダから自分の姿が見えなくなるまで見送ってくれた それが最後のお袋の姿。
突然の交通事故、頭蓋骨粉砕骨折 脳挫傷 ほぼ即死・・・
親族で知らせを受けたのは、一番最後で、落ち着いてから考えると
一番ショックを受ける自分にお袋が最後まで知らせたくなかったんだと思う。
通夜・葬儀はほとんど記憶になく、20歳の自分がしっかりお袋の最後を見送れたかどうか・・・
翌年に子供が産まれ 父親になり子供の大切さを知る。
親孝行も満足に出来なかった子供好きのお袋に孫を抱かせてやりたかったよ。
子供が生まれて初めて、親の苦労と喜びを知って はじめて実感する。
あの葬儀の日に結局言えなかった言葉を 25年経ってお袋と同じ年齢になった今送ります。
「お袋 ありがとう・・・」
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2008年8月5日投稿 // 和歌山県・(株)オレンジライフ