今まであまり意識したことがなかったけれど、わたしがこうして大学に通うために一人で東京に暮らし始めて、
毎日楽しく過ごしている間、同じだけの時間が確実にお父さんにもお母さんにも流れていったんだね。
お父さんとお母さんはもう若くない、そのことにはっとさせられたのは、先月からのお父さんの入院。
「たいしたことないけん、心配要らんよ」
って言ってたけど、きっと不安だったんだね。お父さんからこの前届いた手紙からは伝わってきたよ。
それに、私もその手紙を読んで初めて意識した。いつかはお父さんお母さんとお別れをしなくちゃいけないこと。
だけど、お父さん、手紙に書いてくれたね。
「親は順番からして先に逝くものです。自分のことを考えて、自分のために精一杯、好きなこと、
やりたいことをやってください。親の考えや他人の思惑に左右されないで生きてください。
自分の人生、自分のために生きてください。あなたが何をしようと、親として精一杯応援します。
日々の営みの中で自分を高めていくように努めてください。」
わたしは今、本当に本当にしあわせだなぁと思ってる。
そんな風にわたしのことを思ってくれる人がいて、
そしてこうして“生きている”ということが十分すぎるほどのしあわせ。
大げさだって思うかもしれないけど、本当に心からそう思えるんだよ。
そんな気持ちになれたのは、きっとこうして生まれてきたから。
お父さん・お母さんに出会えて、こうして生きているから。
お父さん・お母さんと、あとどれだけ会話ができるかな?どれだけわたしの思いを伝えられるかな?
できる限り、まっすぐに伝えていきたい。
「生んでくれてありがとう。しあわせを教えてくれてありがとう。」
2008年7月5日 お父さんとお母さんの娘より
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2008年7月5日投稿 // 第1回ありがとういのちイベント参加 // 女性